年金アドバイザー

法務の資格

年金アドバイザーは、銀行業務検定試験のひとつで年金の種類や年金額の計算など年金についてコンサルティングする資格です。

受験者はやはり銀行勤務の人が多いのですが、一般の人の受験も結構います。

「経済法令研究会」が試験の実施をし、参考書や問題集も「経済法令研究会」が出版しています。

令和3年3月の試験の合格率は、

年金アドバイザー2級21%
年金アドバイザー3級38%
年金アドバイザー4級66%

会社の年金業務は、総務部門の仕事です。

従業員の厚生年金、従業員の配偶者の国民年金、大きな会社であれば厚生年金基金確定拠出年金など業務は多岐で複雑です。

人事労務の採用担当の印象を良くしますので、年金アドバーザーの資格を持っているのであれば履歴書の書いておいた方が良いと思います。

◆ 雑記

系列会社・2社に企業型の確定拠出年金を制度設計して導入する業務に当たったとき、年金アドバイザーの知識はとても役にたちました。銀行の担当者との調整や折衝も効率よくできたと思います。

実は、何年もペンディングになっている案件であり、系列会社の従業員の不満も溜まっていましたので、何とか決着して制度導入することができ本当に良かったと思います。

なんとなく実務を通して分かっていることと、系統だって学習することは別の次元ですので会社の年金担当の方にもおすすめの資格です。

———- 私の場合 ———-

年金アドバイザー3級:「経済法令研究会」のテキストを使い独学で取得しました。

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